山口県立大学 国際文化学部教授 岩野雅子のホームページ


  2017年3月6日-11日 カザフスタンのアルマティを訪問しました

 3月6日(月)〜3月11日(土)までカザフスタンのアルマティを訪問しました。国私立大学での3言語政策(カザフ語・ロシア語・英語)の教育現場を調査してきました。

SDU大学訪問 3言語政策について議論 技術大学訪問 アルマティの街並み

  2016年2月15日 アカデミックポートフォリオ作成ワークショップに参加しました!

 2014年に作成したティーチングポートフォリオ(2016年2月更新)に続き、2016年2月にアカデミックポートフォリオを作成するワークショップに参加しました。
 ティーチングポートフォリオ (PDF)
 アカデミックポートフォリオ (PDF)

  2015年4月30日 大学教育人材育成プログラム(EMLP)を修了しました!

 テーマは、「学びの成果を評価する−学生の自主的な学びを促進する授業マネジメントに向けて−」です。
 本取組では、学生の主体的な学びを促進する授業マネジメントのあり方と、学びの成果を評価する方法の2つについて改善を試みました。担当する科目について、それぞれ15回の授業のなかで主体的な学びを促進する授業デザイン、アクティブラーニングのツールの導入、学びの成果を評価する方法としてのルーブリック評価を取り入れ、実践を行いました。実践報告については学内FD等を通して他の教職員に伝え、アクティブな学びを促す授業が大学全体に徐々に広まることを目指しました。
 修了式は、2015年4月26日(日)に東北大学東京分室にて行われ、2年間のプログラム結果をフォーラムで報告しました。

  2015年3月31日 電子書籍を出版しました!

 「Yamaguchi Studies ‐ Your door to understanding the Culture of Japan」(電子書籍、英語版)を出版しました。Iwano, Shalkoff and Ankei (Eds.).Okinawa-bunko. ソニー電子書籍のReader Store(別ウィンドウ)から購入できます。

  2014年3月31日 『アメリカの家庭と住宅の文化史 −家事アドバイザーの誕生』発行!

 『アメリカの家庭と住宅の文化史 −家事アドバイザーの誕生』(彩流社、2014年)を発行しました。「システム・キッチンの原型を作ったキャサリン・ビーチャー(1800〜78)から、現代のカリスマ、スチュアート(1941〜)まで、有名無名の「家事アドバイザー」の提案に呼応して、アメリカの「家庭」は形づくられてきた。1850年〜1950年までの「家事アドバイス本」の系譜を辿り、アメリカの家庭と住宅を「文化史」の視点から再校する。(帯より)」ぜひ、読んでみてください。

  2014年3月25日 『知の空をはばたこう −国際文化学をまなぶあなたへ』発行!

『知の空をはばたこう −国際文化学をまなぶあなたへ』(東洋図書出版株式会社、2014年)を発行しました。初年次教育「基礎セミナー」で使用するテキストです。

  2013年3月30日 『星座としての国際文化学 −みつけて、つなぐ、学びのスタイル』発行!

 『星座としての国際文化学 −みつけて、つなぐ、学びのスタイル』(青山社、2013年)を発行しました。10名の教員がそれぞれ3つのキーワードをつないで、学際的な国際文化学の世界を描き出しています。「ボーダーを越える」が私のテーマ。自分の中にある、自分が自分に引いた限界を乗り越えるきっかけは、知らない世界に飛び出すこと。ぜひ、読んでみてください。

  2013年3月16日-17日 幕末期の英国留学生

 1863年に長州ファイブがイギリス留学を果たして150周年記念が近づいてきました。(ロンドン日本クラブ会報)
 1865年に鹿児島からの19名の薩摩スチューデントが英国に出発した串木野市の羽島に行ってきました。林望氏の「薩摩スチューデント西へ」(光文社、2007年)の情景が目に浮かぶ風景と出会いました。

羽島の記念碑 この岩から小舟に乗り込んだ 記念碑のイラスト

  2013年3月3日-8日 タイのミャンマー難民キャンプへのスタディツアーを実施しました

 SVA(シャンティ国際ボランティア会)の活動現場を訪問しました。タイ国境にあるタムヒン難民キャンプでは、キャンプ事務所で難民キャンプの自治組織を運営する理事等からお話し伺い、キャンプ内の学校、図書館、病院等を視察し、子どもたちと交流をしました。バンコクに戻ってからはクロントイスラム・チュアバーンスラムを訪問し、図書館と保育園での交流、スラム出身の大学生との交流などを行いました。
 参加学生によるスタディツアー報告は、グローバル人材育成推進事業「キックオフフォーラム」のほか、フィールドワーク実践論(2013年4月25日)で2年生に対して発表を行います。

難民キャンプへの山道を行く 自治組織との会合 学校訪問 図書館での交流

  2013年2月9日-15日 ハワイへのスタディツアー、COC調査に出かけました

 ハワイ大学、シャミナード大学、カピオラコミュニティカレッジを訪問し、地域拠点として教育研究活動を行う各大学のミッション、戦略、具体的な方法についてお話を伺いました。キーワードは少子高齢化社会に向けて世代間交流を生み出すため、地域リソースバンクや地域リーダー育成を行う教育プログラムを展開し、ガウン(大学)とタウン(街)をつないでビジネスチャンスを創出するしくみを担い、様々な観点からバリアフリーの地域拠点としての大学づくりを目指すこと。また、語学文化研修、交換留学、e-learning、教職員交流、インターンシップ等についても協議を行いました。日系ハワイ移民関連の研修も行いました。
 参加学生によるスタディツアー報告は、グローバル人材育成推進事業「キックオフフォーラム」(2013年3月29日開催、大学講堂)でポスターセッションを行います。
 ハワイ大学等への訪問については、「ACTIVE AGING CONSORTIUM ASIA PACIFIC BULLETIN MARCH 2013」に記事を掲載していただいたので、そちらをご覧ください。 会長のKathryn Braun 教授に感謝します。

ハワイ日本文化センター プランテーションビレッジ

  2012年9月10日 国際文化学入門、山口スタディーズ電子書籍を編纂中!

 今年3月に発行した2冊に続き、30程度のキーワードから国際文化学へのアプローチを読み解く本学部なりの「国際文化学入門」を執筆中。10名程度の教員が各自3つのキーワードを出し、国際文化学という夜空を織りなす様々な星座の形を提案します。高校生にも読んでいただける形を模索中です。私は「異文化交流」という角度から3つのキーワードを取り上げる予定です。
 英語で開講する科目のうち、やまぐちスタディーズ4科目は、やまぐちの地域遺産や文化遺産を手掛かりに、英語で日本文化を理解し、学んだことを英語で発信したりする科目です。私が担当するのは「国際理解:Yamaguchi and the World」。特に、やまぐちからの日系ハワイ移民を中心に、そのほか、明治維新前後のイギリス留学、戦後のやまぐちからの国際協力の3つを取り上げます。

国際文化学部編の2冊。
担当科目「フィールドワーク実践論」では「キャンパスを飛び出そう」(右端)を使用。
一年前に発行された国際文化学部編の本

  2012年9月1日 ひと学び塾で講演をしました

 やまぐちネットワークエコー主催の『世代を超えて共に輝く“ひとまなび塾で” 』で、「一年後に違いを楽しむために〜世界に学ぶ毎日の習慣づくり」をテーマに講演しました。まず、「習慣とは何か」について世界の著名な人々の残した言葉を辿り、悪い習慣を絶ち、よい習慣を身につける日々のほんの少しずつの意識と努力の積み重ねであることを確認。次に、「今日から始める習慣づくり−15冊のお勧めの本とともに−」というトピックで、(1)食生活と健康づくり、(2)幸福について、(3)社会活動、ボランティア、(4)女性の振る舞い、男性の振る舞い、(5)生き方という5つの角度からお勧めの本を紹介しました。
 今後は、「社会性のある市民を育てるスポーツ教育の可能性〜ティーンエージャーから大人への窓口に立つ子ども達に発達資産を築かせよう〜(仮題)」(山口県私立高等学校教科等(保健体育)研究会、11月20日)、「ロンドンオリンピックを終えて〜イギリスに学ぶ個の自立と他者の尊重〜(仮題)」(第32回東岐波人権教育推進大会、12月2日)などを予定しています。多文化共生や異文化交流という観点から、国内や海外、男女、出身地や集団・組織、世代などを超えて共に学びあい、よりよく生きるというテーマでお話しします。

  2012年8月26日 夏の終わりのオープンキャンパスで模擬授業をしました。

 受験生や保護者の方々など約120名を迎えた「異文化交流論」の模擬授業。異文化の壁を超えるための3つのキーワード「転機(a turning point)」「物の両面を見る(表と裏)」「有限実行(commitment)」を中心に、地域や海外に出て、自分の殻(限界)を破ること、自分の常識を他者の常識からも眺めてみること、頭でわかっているだけでなく体で取り組んでみることの大切さについてお話ししました。実際にこれらにチェレンジした大学生の国内外実習やフィールドワークの写真を見ながら、高校を卒業して入学してきた時から四年後の成長に至るまでにどのような経験を積むべきかについて考えていただきました。
 今年のオープンキャンパスは、7月14日(土)、15日(日)に続いて2回目です。また、8月8日(水)午後には高校生対象夏季公開講座でも異文化交流の話をしました。同じ日の午前中は、県内高校家庭科クラブを対象に「3.11後の絆―世界を観る、世界に出る、背化とつながる」というテーマで講演をしています。たくさんの方に来ていただき、ありがとうございました。
 今後は、各地に出前講義に行きます。10月2日(高森高校)、10月12日(八幡中央高校)を予定です。講演、出前講義などにご興味があれば、ぜひご一報ください。

学生のメッセージボード 学科長のあいさつ 活動展示ボード
(東日本大震災復興支援活動)
復興支援のアクリルタワシ
(あんでネットの紹介)

  2012年8月21日 アメリカ、サーチインスティチュートで発達資産の協議をしました。

 ミネアポリスのサーチインスティチュートを訪問し、「40の発達資産」研究について、DAP(Developmental Assets Profile)に続き、A&B(Attitudes and Behaviors) Surveyを行うための協議を行いました。これまでの進展についてウィルソン教授から説明を行い、サーチインスティチュートからはその後の国際的な研究の進み具合についての報告を受けました。その後、A&B調査の日本語版翻訳の問題点について一つ一つ協議を行い、午後からは実施に関する課題について話し合いました。最後に40の発達資産に関する論文や文献を確認し、秋以降の研究スケジュールの確認を行いました。
 前日の事前協議に続き、早朝のサーチインスティチュート研究員との出会いと交流などを含め、長い一日を終えました。

 サーチインスティチュートでのあいさつ (PDF)

サーチインスティチュート 研究員とともに